要点としては、
- EasySIMBLをインストールする
- MouseTermをインストールする
- vimの設定でマウスを有効にする
の3点です。
EasySIMBLをインストールする
SIMBLは、MacのCocoaアプリケーションの動作をカスタマイズできる機能拡張です。このSIMBLの上にさらに用途別のプラグインをインストールすることで様々なカスタマイズができます。EasySIMBLは、本家SIMBLを改良して、ドラッグアンドドロップで簡単にプラグインをインストールできるようにしたものです。ダウンロード先はこちら↓
https://github.com/norio-nomura/EasySIMBL/
MouseTermをインストールする
Macのターミナルがマウスイベントを送信できるようにするSIMBLプラグインです。先ほど上で述べたEasySIMBLを使ってインストールします。ダウンロード先はこちら↓
https://bitheap.org/mouseterm/
ダウンロードして解凍インストーラが出てきますが、このインストーラは使わずに、直接拡張子が「.bundle」のファイルをEasySIMBLの画面にドラッグアンドドロップしてください。
MouseTermをインストールすると、ターミナルの「シェル」メニューに「Send Mouse Events」が出現し、チェックのON/OFFで切り替えができるようになります。普段はONにしておき、Mac内の別のアプリにターミナル上の文字をコピペしたいときなどはOFFにするとよいでしょう。
vimの設定でマウスを有効にする
.vimrcに次の記述を追加します。
set mouse=a set ttymouse=xterm2
なお、僕の環境ではttymouseは元々xterm2になっていたので2行目の設定は不要でした。
これで、ターミナル上のvimでもマウスが効くようになります。マウスホイールでのスクロールに加えて、クリックした部分へのカーソル移動、ドラッグによるビジュアルモード選択もできるようになります。
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