2014年3月14日金曜日

開発初期は些細なことに気を遣う

今仕事で進めてるプロジェクトも開発の初期段階にありますけれども、初期段階は些細なことにホント色々気を遣います。

もちろん、言語はどれにするとか、フレームワークに何を採用するかとか、そういった大きな決定事項も重要ではありますけれども、それは当然誰もが注意を払います。僕がここで焦点を当てたいのは、もっと細かい部分のことです。

何故かというと、最初に決めたことがルールとなって後々に多大なる影響を及ぼすからです。ソフトウェア開発において統一性は大変重要であるため、最初の決定がたとえマズかったとしても、そのマズい最初のやり方に統一せざるを得なくなることも考えられます。だからこそ些細なことにでも気を遣わなくてはいけません。

例えばファイルとディレクトリの配置構成で階層をもう1段階深くするかフラットにするかだったり、ファイルとディレクトリを命名する際の単語をどうするかだったり、コーディングの際に全く同じことができる2つの書き方のどちらを採用するかだったり。こういった話はどう選ぼうがさほど影響がなさそうに聞こえるかもしれません。

でも1つ1つの選択が後々どう影響を及ぼすか全て予想はできません。例えば後になって、実はあるファイル群を別のディレクトリに置いたほうが効率的だったと気づいても、その構成を前提にプログラムを組んでしまっていると、構成を変えるだけでもものすごく大変になってしまう可能性もあります。

ということで、色々な物事が決まる前の開発初期段階は、何かを決める際には一つ一つについて「どっちでもいいや」と適当に決めず十分吟味することをオススメしておきます。

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