2014年4月6日日曜日

プログラミング言語は多く使えたほうがいいのか

当然のことながら、ソフトウェアエンジニアにとって、使えるプログラミング言語というのは武器であり仕事道具であるわけです。だったら使えるプログラミング言語の種類も多ければ多いほどいいのか、というと、僕はそうではないように思います。

1つのプログラミング言語において、ビジネスにおけるあらゆる要求を満たせるように自在にその言語を使いこなして開発ができるレベルに到達するのは、それほど簡単な話ではないと思うのです。要するに1つの言語を極めるにはある程度の経験の量が必要でありその分時間も必要であるわけです。そして、そこまで到達して初めて、その言語は自分の強みと言える状態になれると思うのです。

そして、使える言語の数が多いからといって、その全てが上で述べたような、極めたといえるレベルに到達できるかといえば、そんなことは不可能ですし、その必要もありません。何か1つ、極めたといえるレベルで使える言語があればそれだけでもかなりの強みを発揮できます。結局プログラミング言語の違いというのは自然言語で言う方言のようなものなので、1つの言語でやり方を知っていることは他の言語にも応用が効く場合が多いからです。

とはいえ、1つの言語しか知らないとなると、その言語独特の流儀だったり特性ってものが分かりません。だからある程度使いこなせる言語が2種類は欲しいところです。逆にそれ以上無理に増やそうとする必要性は薄いと思います。

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