2014年4月4日金曜日

コードの裏側で行われる処理の重さに気を付ける

プログラミングをしておりますと、色々便利なライブラリがありまして、そういうものを使うと本来であれば複雑であるはずの処理がいとも簡単にコードで書けてしまいます。もちろん僕もよく使いますし、恩恵に預かっています。

しかしながら、あまりにも簡単に書けるがあまり、「処理の重さ」を忘れてしまわないように注意したほうがいいと思うんですよね。

最近見かけた例では、XMLファイルを読み込んで操作するプログラムにおいて他人が書いたコードで見かけたんですが、XMLをパースしてオブジェクト化するライブラリを利用していたそのコードで、XMLパースの操作を複数回行ってしまっているようなものがありました。たしかにコード上においてはたった1行の操作ですけれども、XMLのパースは基本的に重い処理であって、可能な限り結果を保存して使い回し、パースし直すのは避けるべきでしょう。

上記はあくまで一例ですけれども、便利なライブラリはコードがさらっと簡単に書ける分、裏側で動いている処理が一体なにをしているのかしっかり意識して使わないと、パフォーマンスに思わぬ影響を与える可能性がありますから注意すべきであると思います。

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