2014年4月10日木曜日

Vim使いにもお勧めするEclipseの併用方法

もともと昔から開発はEclipseで行っていましたが、今はRubyを書いていくのがVimの方がやりやすいため、コードはVimで書いています。さらに、gitのコミットなどの操作もEclipseからではなく、ターミナル上のgitコマンドで行うようにしています(こちらは、Eclipseはシンボリックリンクを含むgitリポジトリの扱いにバグがあるため)。

逆に、Eclipseを使っていない人もいると思うんですよね。僕の周囲にはそういう人も居ます。確かに、Vimとターミナル上の各種コマンドで全てのことはできるっちゃできるんですが、Eclipseを併用すると色々な場面で効率を上げることができます。

僕がEclipseで活用している機能のうち、特に役立つと思うものをいくつか紹介します。

・ファイル検索

grepコマンドやfindコマンドでも同様のことができますが、Eclipseは結果表示の一覧性が良く、結果からエディターのヒット箇所へジャンプしつつ、結果を次々と見ていけたりできます。検索範囲をファイルツリーから選ぶのも直感的にできますし、使える正規表現もgrepより多いです。
操作方法:プロジェクト・エクスプローラ上で、検索したい範囲を選択した上でメニューから「検索>検索...」を選びます。

・gitヒストリー(コミットグラフ)の閲覧

これがあるからEclipseを併用していると言っても過言ではないです。gitのコミットグラフを可視化するツールはいくつも試しましたが、Eclipse(の標準プラグインEGit)が一番綺麗で見やすいと思います。
操作方法:プロジェクト・エクスプローラ上でプロジェクトのトップディレクトリを右クリックして「チーム>ヒストリーに表示」を選びます。

・gitコミット直前の確認ダイアログ

コミットする際に変更のあったファイル一覧は、ターミナル上でgitコマンドによるコミットを行う場合も出てきますけれども、Eclipseの場合ダイアログが表示されて変更のあったファイルと変更の種類を一覧で出すとともに、その一覧のファイルをダブルクリックすると、コミットしようとしている差分を表示してくれます。僕はここで差分だけ確認したらキャンセルして、実際のコミット操作はターミナル上のgitコマンドで行っています。
操作方法:プロジェクト・エクスプローラ上でプロジェクトのトップディレクトリを右クリックして「チーム>コミット...」を選びます。

・ディレクトリ単位での比較

比較結果がディレクトリ構造にのっとってツリー状に表示されるため、変更箇所が分かりやすいです。
操作方法:プロジェクト・エクスプローラ上で比較したい2つのディレクトリを選択した状態で右クリックして「比較>相互」を選びます。

他にも色々機能はありますが、上で述べた機能が最もよく使いますし、これらだけでも使いこなせば、Vimとターミナルだけで開発を進めるよりも一段高い生産性を発揮できることでしょう。

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