実際の動作に支障があるわけではない。しかし、構築や開発を進める上で、例えばバッチファイルや自動処理プログラムに思わぬ形で影響することがある。今日も他人が書いた設定ファイルとソースコードに全角空白が紛れ込んでいて、それで変な動作をするので原因を調べていて、少し時間を余計に取られてしまった。コマンドライン上ではパッと見ではわからないからなぁ。
地味な話だけれど、エディタで全角空白を表示する設定にしていれば気づくはずだ。なお全角空白に限らず、空白文字は表示させておくことを強くお勧めする。インデントにスペースとタブが混在するとか、行末に余計な空白があるとか、そういうのは後々ミスの原因になりかねないんで。
ちなみに僕がよく使うエディタは Vim と Eclipse 内蔵のテキストエディタなので、設定方法を書いておく。参考になれば。
Vim の場合
~/.vimrc(Windows では Vimをインストールしたフォルダの _vimrc )に次のように記述する。set listchars=tab:>\ ,trail:- " 特殊文字の代替文字(タブと行末のスペース) highlight SpecialKey ctermfg=darkgray " タブの色 highlight NonText ctermfg=darkgray " 改行の色 highlight ZenkakuSpace cterm=underline ctermfg=darkgray " 全角スペースの色 match ZenkakuSpace / / "スラッシュの間に全角スペース
Eclipse の場合
メニューから「ウィンドウ>設定」を選択し、設定ダイアログで「一般>エディター>テキスト・エディタ」の画面を出し、「空白文字の表示」にチェックを入れる。その横の「可視性の構成」をクリックすると表示する文字をカスタマイズできる。下の画像参照。他のエディタについてはよく知らないけれど、大抵ついてる機能だから調べれば見つかると思う。というより、SE・プログラマは空白文字表示できないエディタは頼むから使わないで。
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