用意したスクリプトはこちら:
test.sh
#!/bin/sh print_arguments() { echo "\$1: $1" echo "\$2: $2" echo "\$3: $3" echo "" } test_pattern() { echo '$*' print_arguments $* echo '"$*"' print_arguments "$*" echo '$@' print_arguments $@ echo '"$@"' print_arguments "$@" } echo 'arguments: "arg1 arg2" "arg3"' echo '' test_pattern "arg1 arg2" "arg3"
これを実行すると、次の結果が得られる。
[user@localhost]~% sh ./test.sh arguments: "arg1 arg2" "arg3" $* $1: arg1 $2: arg2 $3: arg3 "$*" $1: arg1 arg2 arg3 $2: $3: $@ $1: arg1 $2: arg2 $3: arg3 "$@" $1: arg1 arg2 $2: arg3 $3:
ダブルクオーテーションで囲わない場合、$*と$@は同じで、元のダブルクオーテーションは無視される。
ダブルクオーテーションで囲った場合、"$*"は元のダブルクオーテーションを無視して全部を一括りに囲ったように動作するけど、"$@"はもとのダブルクオーテーションと同じように各引数をダブルクオーテーションで括ったものとして動作する。
言葉に書いて文章にしてみれば他のサイトに書いてあることと結局同じだけれど、こういうのは自分で実験してみると理解が深まるね。
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