他の人が面倒で諦めてしまうことでも、一歩一歩進めていける能力があるエンジニアは非常に強いと思う。
これは最近仕事をしていてよく感じることなんだけれども、結局のところIT系のエンジニアの仕事というのは、細かな作業の大量集合体みたいな部分があり、普通に客観的に考えれば大変面倒だと思ってしまう要素を多分に含んでいる。
その面倒さをいかに乗り越えていけるか、という能力がエンジニアの強みの1つなんじゃないかと思うわけだ。
面倒さを乗り越える能力というのは、例えば論理的な解決の道筋を考えて頭の中で構成し、その頭の中の解決策にそって一歩一歩地道な作業を進めていける能力、という風に表現できる。
ではどうやったらその能力が身につくかというと、そういう面倒な状況から逃げずに正面からガッツリ戦うしかないんではないかと思う。もちろん最初は上手くいかず、人の助けを借りる必要もあるかもしれない。でもその時に人に頼り切るのではなくて、自分の可能な限り自分のできることを、面倒でも億劫でもやっていくしか、能力を身につける方法はないだろう。
だから、僕は非常に面倒そうな問題に直面した時に、自分を鍛える絶好の機会だと思って喜ぶことにしている。そう考えれば結構楽しめるものだ。
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