2014年5月21日水曜日

Rubyのコメント形式とYARD

PHPの時はPhpDoc形式のコメントをIDEが読み取って連携してくれるという事情もあり、ソースコードにはPhpDoc形式のコメントをつけるようにしてました。このPhpDocでは様々なタグを付けることができて、例えば関数の引数は@paramタグで指定できたりします。

ではRubyの場合はどうかと思って、今さらながら調べてみました。Rubyの場合、ソースコード内に記述するコメントのパーサとしてはRDocが代表的みたいですね。

調べてみると、RDocのコメントには、特に関数の引数や引数の型を指定する形式とか、そういうのはないみたいです。ちょっとイメージが湧かないので、有名なライブラリのソースコードをあたってみました。

ActiveRecordの場合、クラスやモジュールの先頭にガッツリ長文で説明が例も交えて解説してあります。

Rackの場合、ドバっと書いてあるファイルと、全然書いてないファイルの差が激しいです。まあ、必要なとこだけ絞って書いてあるんでしょう。

正直、決まりとか慣例とかあまり無いように思いました。うーん、自由に書けばいいのかなぁ。

などと思っていたら、どうやら、PhpDocに似たYARDってのがあるらしいじゃないですか。
※詳細はリンク先参照。
参考1 http://d.hatena.ne.jp/kitamomonga/20110825/ruby_yardoc_tag
参考2 http://morizyun.github.io/blog/yard-rails-ruby-gem-document-html/

そうそう、こういうのを探してたわけですよ。これならPhpDocと同じような感覚で書けますね。YARD自体の解説は上記リンク先に素晴らしい解説があるのでここではしませんが、やっぱりソースコードにコメントを入れるものとしては引数と戻り値を指定するタグくらいはあって欲しいわけで、そういう意味ではYARDはバッチリですな。

というわけで、今後YARD形式でコメントを書いていこうと思います。

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