2014年6月25日水曜日

プログラミングにおける美的センスの必要性

これはよく言われる話だし、おそらくこの文章をお読みの方も散々目にした、あるいは耳にした話だと思いますけれども、やっぱりプログラミングには美的センスって必要だと思うんですよ。

もちろん、画家や音楽家のようなアートのセンスを持てと言っているわけでは全然ないんですよ。ぱっと見た目で整っているかどうかって話です。例えば本棚に本を入れる際に、大きさの順に並べて同じ大きさの本同士をまとめたら、きれいに見えますよね。その中でもさらに似たような本をまとめるとか、ハードカバーは右に置くとか、規則性をもたせれば更にきれいに見えます。そういった話であって、決して困難な話ではありません。

以前も書いていますが、今の時代は単に動けばいいというプログラミングはもはや許されません。プログラムのソースコードは人の手から手へと非常に速いスピードで引き継がれます。ですから「他人に読みやすいプログラム」を書くことも優れたソフトウェアエンジニアの必要条件の1つだと言えるでしょう。

そして当然のことながら、他人に読みやすいプログラムは例外なく美しいです。ロジックがよく整理されると自然と記述の順序も規則性を持ってきますし、変数やメソッド名といった命名規則も整ってきますから、見た目も当然美しくなるのです。

僕は「自分のソースコードは芸術作品だ」と言えるくらいになるよういつも心がけています。時間の制約の中で、高い品質ど美しさをどれだけ追求できるか、日々挑戦し続けています。これもプログラミングの醍醐味だと思うんですよね。

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