とりあえず、起動時にブートローダであるGRUBのメニューを見てみると選択できるメニューのうちHDD選択に係る記述が root (hd0,msdos1) と root (/dev/sdb,msdos1) の2通りあり、それぞれ選択してみると、案の定/usr/local以下(というかファイルシステム)の内容が変化するのが確認できた。root (/dev/sdb,msdos1) の方がデフォルトになっていた。
原因を調べているうち、hd0で指定されるHDD(これは/dev/sdaでもある)と/dev/sdbのUUIDが同じであることを見つけた。そもそも、この/dev/sdbはバックアップ用に仮想マシンに追加したもので、以前に、dd使ってバックアップした時、UUIDが記録されたセクタもコピーしてしまったことが原因と思われる。で、/etc/fstabでルート( / )にマウントするディスクがUUIDで指定されているので、どちらのHDDか不定だったと推測される。
一時的なバックアップ用途にHDD追加してただけなので、今後の混乱を避けるためHDD自体を削除することにした。まず、 root (hd0,msdos1) の方のメニューで起動して
[root@localhost]# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
を実行。デフォルトメニューのほうに含まれる記述が root (/dev/sdb,msdos1) から root (hd0,msdos1) に変化したのを確認。
一旦電源をOFFにし、VMWare Fusion の設定から /dev/sdb に相当するHDDを削除。
再び起動。ログインして再度先ほどと同じコマンドでgrub.cfgを生成する。
[root@localhost]# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
を実行。grub.cfg の中身を覗くと、root (/dev/sdb,msdos1)の方のメニューは消えていた。もう一度再起動し、ブートローダのメニューが変更されてメニューが減ったのを確認。これでもう大丈夫なはず。
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