2014年1月27日月曜日

統一性へのこだわり

Linuxディストリビューションのパッケージに付いてくる設定ファイルなんかでも、たまにインデントでスペースとタブが入り交じっているのを見かけたりする。

でもこれは僕としては相当気になる(笑)。だから自分でカスタマイズするときは直してしまう。タブをスペースに全部置き換えるとか。

あるいは、人から引き継いだプロジェクトでタブとスペースがごちゃまぜになってる時などは一括で置換してしまう。Git でソースコードを管理しているなら、空白を除いて比較するコマンド

git diff -w

とか使えるわけだから、間違って空白以外の部分をいじってしまった時はすぐ分かるし、リスクも特に高くない。

さて、上記はインデントの話だけれど、例えば if 文の後のカッコの置き方とか変数の名前の付け方とか、そういったものを統一させようがさせまいがプログラムとしては正しく動作するだろう。しかし細かい部分での統一性を維持しようとすることが、結局バグの発生率も下げるし、メンテナンス性のいいコードになると思うんだ。

統一性へのこだわりっていうのは一種の美意識って側面もあるから、プログラミングを扱うITエンジニアには美的センスも求められると僕は勝手に思っている。一つ経験則として言えるのは、ITエンジニアとして仕事がよくできる人は、殆ど例外なく美的センスを持っている人だったってことだ。

いかにもガチガチに論理的そうなイメージのITエンジニアだけど、実は美的センスも仕事の成果に結びつく。これだからITエンジニアは面白いんだ。

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